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田中 良平*; 近藤 達男
Nuclear Technology, 66, p.75 - 87, 1984/00
被引用回数:38 パーセンタイル:94.45(Nuclear Science & Technology)過去10年にわたる多目的高温ガス炉の開発推進の中で、原研における原子炉用耐熱合金の改良開発ならびに工学技術院原子力製鉄開発のいわゆる大プロの二つの研究の流れがある。それぞれが独創性の高い成果を挙げたが、昭和57年度に両者を合体して原研中心の新しい原子炉用耐熱合金の開発がはじまった。原研の研究は評価の方法論と、合金のヘリウム環境適合性を高める方法に開発で特色があり、工技院計画はそれまでの我国に耐熱合金技術の潜在力を吟味して定量化し、特に高強度材料の選定で成果があった。両者を合体した計画の特色は、強度、耐食性、及び組織安定性が平衝し、しかも我国独自に二つの発明(1)Cr-Mnスピネル酸化膜防食法、(2)相析出強化性Ni-Cr-W系合金をとり入れたものである。